こんにちは。
私の施術経験談をお伝えするシリーズ。
今回は、妊婦さんの経験談をお話します。
私が担当していた時は、
ご懐妊される少し前。
デスクワークで腰がつらくなり、
腰を強く押して欲しい方でした。
ある日、別のスタッフから、
「マタニティマークつけてますよ、妊娠したんですか?」
と、聞かれ、
ご本人から何も聞いていなく、
私もマークに気づかなかったため、
ご本人にお聞きしたら、
「はい、良く気付きましたね」
と言われました。
それまで、うつ伏せで腰を強く押していた私。
一気に赤ちゃんの心配をしました。
ご本人も、
「自分から言うと、強く押してもらえなくなるから」
というご判断で、
自分からは言わないことにしていたと、
仰ってました。
判明した後も、
伏臥位で、腰を強く押す日々
私の中では、
お母さんの希望と、
赤ちゃんがつぶれないことを
祈りながら、
それでもある程度の加減をしながら毎回マッサージ。
周囲も、横向きにしなくていいのか聞かれましたが、
ご本人の希望だからとお伝えし、
そのまま継続することに。
外から見ても、
お腹が大きくなってきたことから、
「そろそろ横向きの方が良いかと思います」
と、提案したところ、
素直に受け容れてもらえました。
そこから、順調に育ち、
妊娠31週目あたりに入ったころ、
逆子という診断を受け、
鍼灸して欲しいと言われました。
それまで、学校の勉強や、鍼灸師仲間から、
逆子に「至陰」というツボにお灸をすると
本当にひっくり返った。
という話を聞いていたので、
私にもその経験をするチャンスが来た。
と思い、実行。
私の場合は2回目でひっくり返ってくれました。
後から、ご本人に、
いつ頃ひっくり返ったかお聞きしたら、
2回目の施術後の夜にお腹がゴロゴロ動いたので、
多分その時にひっくり返ったんだと思います。
とのことでした。
無事に出産した後のご来院の時は、
日本が閑散としていた、
第1回目の緊急事態宣言中の時で、
その中でも、
「抱っこしてください」
と、ご夫婦に言われ、見守ってもらう中、
抱っこさせてもらいました。
小さい命を守れた安堵感と、
スクスク元気に育って欲しい願いを込めて。
この頃は、妊婦さんを担当することが多く、
他にも前置胎盤や、不妊症の話などもたくさんお聞きしました。
貴重な経験でもあり、
鍼灸とお母さんと赤ちゃんを守る経験をできたことは、
同じ女性としても嬉しい出来事でした。