こんにちは。
今日はどちらがいいシリーズ第2弾!
“対処療法”と”根本治療”どちらがいい?をお話します。
先日、お客様から、
「先生には、根本治療をしてもらってるから」
と言われました。
なかなか変わらない身体に対し、私の施術を受けて、
「体が変わる可能性を感じた」そうです。
それを聞いて、このお話を書くきっかけになりました。
そこで、私の見解をお伝えします。
まず、日常生活を送れないほどの痛みやつらさに対しては、
即効性を期待できるものに頼ったほうがいいと思います。
これを対処療法として、緊急事態の痛みや症状を取るということに徹します。
ただし、このデメリットは刺激が強くなりがちなこと。
薬などの副作用などが代表的な例で、身体の負担が大きくなります。
ただ、即効性を期待する方の多くは強い刺激でもいい方が多く、
強い刺激で良くなったという実感をされている方もいらっしゃるようで、
そのご経験がある方々は、「良くなるなら多少の痛みは我慢する」と仰います。
でも、施術方法は多種多様にあるため、
刺激が苦手な方に対しては、ほぼ無痛や軽刺激で施術できる技術もございます。
当院は、その方が「刺激に対してどれくらいの感受性があるか」と、
「どのようなご経験で痛みを鎮めているか」
この2つをお聞きして、使う技術を決めていきます。
人によっては鍼灸をやって「効かなかった」や「痛かった」というご経験をされている方々もいらっしゃいます。
鍼灸に対して施術者側と違うイメージをお持ちの方もいらっしゃいます。
その辺りも考慮して、心と身体に対して無理な施術をしないように心がけております。
それとは対称的な”根本治療”とは、
原因を探し、その原因を解消するとともに、それ以降出ないようにしていくためのものです。
先に出た方も、身体が変わってきた実感をしているため、
以前の身体には戻りたくない、戻したくない。
という意識が高いため、現在の状態を維持、さらに向上していくために来院されています。
戻ってしまったら、お互いに労力が高いものとなってしまいますし。
さらに向上するための目標もしっかり持たれているため、私もそれに対してどうアプローチしていくかを日々考えています。
ただ、人は生きている限り、無理をしてでも頑張らなければいけない時期があります。
少しの時間でさえ、自分の心と身体に目を向けられない時間もあるでしょう。
もし、ほんの少しの時間、何かをすることによって、今より良い明日を迎えられたら、
その明日は、今日より満足できる、嬉しい感情で過ごすことができるかもしれない。
その経験をしたら、ほんの少しの時間でも身体や心に目を向けることができます。
痛みやつらさというのは、
以前の「健康とは人生の縮図」でもお話したように、その方が歩まれた人生がそのままお身体に出ているものです。
痛みやつらさを取っただけでは、その場だけはいいかもしれませんが、長い人生を歩むにあたり、
痛みが再現したり、新たな症状を生み出すこともあります。
そうならないために、何をしていくといいのか、何をしたらいいか、
その方向性を、その方が行っている習慣や姿勢などをお聞きしながら、改善が必要なものをお伝えし、
その痛みやつらさを引き起こさないよう、その後の時間を過ごしていただくようにお伝えしています。
私たち施術者に頂く時間は、来院する方々の1日の中のほんの少しです。
ですが、ご本人は一生、同じ身体を使って日々を過ごしていきます。
誰もが、「痛みなく快適に過ごしたい」、「苦しんで死にたくない」と言います。
その「痛み」は、すべての欲望を超えていきます。
痛みや症状が強ければ強いほど、カラダとココロを蝕んでいきます。
苦しい顔を見るより、笑顔で人生を歩んで欲しい。
できることを探して、最後まであきらめずに、与えられた人生を全うしてほしいと願っております。
